自動車学校は、法規走行
出張講習は、実践派の講習
教習所と出張講習を比較し、どちらが良い悪いという話ではありません。環境の違いから生じる部分ですので、そこを理解したうえで選ぶのが良いと思います。
例えば、見通しが良く道路幅の広い法定速度40キロの道路
- 公認教習所の場合・・・
40キロ走行
- 出張講習の場合・・・
45キロ~50キロ
(周囲の車の流れに合わせる)
*流れにのれば、それでいいわけではありません。前方の車と安全な車間距離を確保したうえで、流れに乗ることです。
大切なことなので、ここで補足しておきます。
なぜ車間距離が大切なのか?
■前方車両と離れることで、視界が良くなる。その結果、前方に潜む危険を察知しやすい
■前方車両と離れることで、前車が急ブレーキを踏んだ場合でも、充分な距離があるため追突事故を避けられる
■前方車両と離れることで、前車の急ブレーキに対し、自分は急ブレーキをかけずに済みます。その結果、後続車両から追突される危険が減る。自分も急ブレーキを踏んでしまうと、自分が後続車に追突されてしまいます。これがいわゆる玉突き事故です。
玉突き事故は、車間距離の短いことが原因です。極論ですが、車間距離が100mあるのに追突事故が起こるはずがありませんよね!
では、安全な車間距離とは・・・
走行している速度-15= 残った数字
例)
50キロ - 15 = 35メートル(車が約7台分)
誰に何と言われようと、運転初心者の皆さんは「車間距離だけは絶対に確保する」ことを忘れないでください!
「自分が事故を起こさない(追突する)」だけでなく「自分が事故に巻き込まれない(追突されない)」ために必須の条件です。
例えば、皆さん苦手な駐車練習
- 自動車学校の場合・・・
自動車学校に設置されたバックスペースは、方向転換用です。
(一般の駐車スペース(駐車場の枠)より、横幅が約1メートル広い)
参考:
教習所のバックスペース 横幅3,5メートル
一般の駐車スペース 横幅2,5メートル
- 出張教習の場合・・・
実際に利用する、自宅車庫の駐車練習
実際に利用する、スーパーなどの駐車練習
特に、マンションなどの機械式駐車場と教習所の駐車場では
あまりにも違いが大きすぎて、戸惑う方が非常に多いですね。
皆さん、怖いながらも目標を持ってがんばって運転練習しています。
まずは何かひとつでも自信を持って運転できるよう、全力で協力させていただきます!
女性ペーパードライバーの ”苦手” を熟知した指導員が、ひとつひとつ丁寧に教習します。